ネパール最近の動向 シャー政権の発足
2026年3月の連邦議会下院選挙結果ソーシャルメディア・サイトの遮断問題に端を発した2025年9月のZ世代運動によりオ
リ首相が辞任に追い込まれたため、暫定政権の下で、2026年3月5日、連邦議会下院選挙(定数275)が平穏裏に実施された。その結果、バレンドラ・シャー前カトマンズ市長が率いる国民独立党(RSP)が、過半数を大幅に上回る182議席を獲得し、新連邦議会で首相に選出された。シャー首相は、3月27日、就任宣誓を行った。
既成政党はいずれも後退し、コングレス党が38議席で第2党となり、左派を構成するネパール共産党(UML)が25議席、ネパール共産党(マオイスト派)が17議席を獲得し、それぞれ第3党、第4党となった。その他政党では労働文化党(SSP)が7議席、国家民主党(RPP)が5議席となった。
ネパール共産党(UML)を率いていたオリ・前首相は、同選挙区から立候補したシャー・前カトマンズ市長に敗れ、昨年のZ世代蜂起の際、警察の制止行動で死者が出たことから逮捕された。





