2018/09/18(火)

小嶋代表理事/会長のネパール訪問(9月6日―11日)

小嶋代表理事/会長のネパール訪問(9月6日―11日)

                                                2018.9.14.
 当協会の小嶋光昭代表理事/会長は、地震災害救済事業の一環として現地団体を通じ再建した校舎の引き渡し式への出席と、実施中の農村コミュニテイ開発支援活動などを視察のため、9月6日より11日までネパ―ルを訪問しました。
 その間、9月7日にオリ首相を首相公邸に訪問し、また6日にギャワリ外務大臣を訪問しました。

 
オリ首相訪問、JAAN同行者他と共に 
   

ギャワリ外務大臣訪問

 その際、2015年4月のネパール地震での被害に対応し、日本ネパール協会が義援金を募り、現地の日本留学同窓生協会(JUAAN)とJICA研修同窓生協会(JAAN)などを通じ救済事業を実施し、完成した校舎引き渡しと農村コミュニテイ開発支援の結果を視察のため訪問したことを報告すると共に、両団体の貢献を評価しました。またネパール航空による日本直行便就航が両国により合意され、交流が容易になることや、ネパールの今後にとって農業所得の向上が重要であることなどにつき、それぞれ40分近くに亘り懇談しました。
 9月8日午後には、当協会よりの支援でJUAANが再建を進めて来たシュリー・バルシクシャ・サダン校(バクタプール地区)の引き渡し式がギリJUAAN会長主催で行われ、来賓として小嶋代表の他、西郷在ネパール大使、タパ市長参加の下、


新校舎引き渡し式と関係者表彰 
       

新校舎全景(8教室)

 また9月9日には、ブサールJAAN会長の案内で、当協会の支援の下で実施されている農村コミュニテイ開発支援の対象地域の一つであるラリトプールのレレ村を視察しました。レレ村では、36世帯が協力してビニールハウスでトマトその他の野菜を栽培し農業所得面で成果を上げています。村の女性の皆さんともお話ししました。地震で村のほとんどの家が潰れ、喪失感でどうしたらよいか分からなかった時に、野菜栽培を通じたコミュニテイ開発支援を受けたことにより、目標が持てるようになり、今では家が建てられるようになったなど、多くの方から喜びの報告がありました。農業収入で自立を図り家を建てて欲しいというのが当初の計画でしたが、3年間の支援で予想以上の成果です。

  
野菜栽培に従事しているレレ村の女性達
  

レレ村最大のトマトのハウス栽培

 9月7日夕には、JAANの年次総会に出席しましたが、小嶋代表より上記のような訪ネ目的等をお話しました。ブサール会長より日本ネパール協会の支援に対し感謝の盾を頂きました。
同8日には、西郷大使(夫妻)主催で公邸にてビュフェ・デイナーが開催され、小嶋代表はじめ小川前大使や現地関係諸団体が出席しました。

  
会長より当協会へ感謝の盾贈呈 
   

西郷大使ご夫妻とJAANグループと共に